250RC
2024年3月 2日 (土)
2024年2月18日 (日)
M1
鏡筒:ASTROSIB RC-250 + レデューサーQE0.73X
口径:250mm
合成焦点距離:1460mm(F5.8)
カメラ:QSI583WS
冷却温度:-20℃
フィルター:Baader SII 6.5nm, Hα 6.5nm, OIII 4nm
合計露光時間:240分
SII:5分X16コマ
Hα:5分X16コマ
OIII:5分x16コマ
赤道儀:Takahashi NJP Temma-2
ガイド装置:オフアキシスガイド + QHY5-II
制御ソフト:Nighttime Imaging 'N' Astronomy
撮影地:自宅
FSQ85+レデューサで撮影をすると、HαとOIIIのピント位置が少しズレるので、OIIIにフィルタを交換する前後でピントを合わせ直さないといけない。フィルタの厚さの仕様は2mmで同じなのだが、OIIIだけが帯域の狭いものにしているので、製品間でのバラつきに起因するのか、そもそもFSQの色収差なのか?
確認するために、色収差のない反射系で試してみたところ、250RCではフィルターを変えてもピント位置も変わらなかった。
ついでに、レデューサーQE0.73Xも入れてみたが、これも問題無さそうに見える。(フィルタ厚のバラつきではない)
FSQってそんなに色収差があったかなと思う、TOAでも確認して見たくなった。
FSQ85のレデューサの新しいのが発売になっている。
スポットダイアグラムを見る限りでは、旧品よりかなり良くなっている。レデューサを変えるとFSQでのピント問題は解決するかもしれないが、新しいレデューサの値段がそこそこするのと、今のレデューサの行き場がなくなってしまうのを解決する必要がある。
2022年12月10日 (土)
250RCでシリウスB
先日、ミラーを洗浄して再度組立てから、調整したが、ズレが気になってコリメータを使って調整し直し、
再び、実際の星に鏡筒を向けてみた。
コリメータとかを使ってちゃんと光軸を合わせたつもりだが、実際の星を見ると回折光が同心円になっていない。
この状態では、星が綺麗に点像に収束しないので、アイピースでのぞいていても不快である。
回折光を同心円に調整するには主鏡でも副鏡でも調整できる。
これは、どちらを使って調整するのかがいつも分からない。
とりあえず、主鏡のネジは直ぐ届くので、アイピースを覗きながら容易に調整ができてしまう。
同心円にもってこれれば、そこそこ見える状態になる。
セレストロン ULTIMA Duo 8mm 250倍で、
先ずは、オリオン座のリゲルで練習。
これは、直ぐに、伴星が認識できた。
次に、本題のシリウス。
前回挑戦したときよりは、はっきりと伴星が確認できたが、
リゲルよりは結構大変。主星との見かけ離角は同じくらいなので、この見え方の差は主星との明るさの差によるものと思われる。
これならばTOA130でも行けそうであるが、先月TOAでは全然だめだった、一方GINJI300では、250RCより楽に見えた。
やはり、口径の威力はすごいのか、250RCの調整の余地があって、まだ能力を引き出せていないのか、、、
ちなみに、昨夜星を使って調整した結果を昼間コリメータで見てみると、主鏡、副鏡は同心円になっていない。
何か間違っているような感じである。
2022年11月22日 (火)
光軸調整
やっぱり、気になってしまう。
今までの手順
1.レーザコリメータで、副鏡に当てたレーザが戻ってくるように副鏡の光軸調整ネジで調整する。
2.副鏡のセンターマークにレーザが当たるようにフォーカサーの傾きを調整する。
3.1,2を繰り返し副鏡のセンターにレーザが当たってレーザが戻ってくるようにする。
4.副鏡が真ん中にくるように主鏡の光軸調整ネジで調整する。
5.実際の星を使い、ピントを少しずらして星の回折光が同心円になるように主鏡、副鏡の光軸調整ネジで調整する。
この手順では、4のとき副鏡、主鏡が同心円に並ぶが、主鏡が鏡筒に対して真ん中に見えていない。
とりあえず、5で星像の回折光が同心円になっているとそこそこ見えるが、これではだめ、
恐らく、3の手順でフォーカサーと副鏡が正しい位置関係になっているように見えるが、このような位置がいくつかあって、真の解を求めるための条件があるのではないかと思う。
上記の不確定性を解くために、オートコリメータを使って、副鏡に映ったコリメータのセンターが副鏡のセンターと一致するまで追い込んでみた。
外が暗くなってしまったのでオートコリメータのセンターまでは見えなくなってしまったが、
オートコリメータのセンター、副鏡、主鏡、鏡筒のリムが同心円に揃った。
あとは、実際の星の回折光で仕上げれは、納得できるかな?
2022年11月19日 (土)
光軸調整
鏡筒:Astrosib250RC + 35フラットナー
口径:250mm
合成焦点距離:2000mm(F8)
カメラ:CANON EOS Ra
フィルター:STC Astro Multispectra
ISO:3200
合計露光時間:16分(=30秒x32)
赤道儀:Takahashi NJP Temma2
撮影地:自宅
光軸がいいところまで追い込めたので、試写。
30秒くらいならノータッチでも行けるかと思ったが、ガイドエラー気味で、星が楕円だが、まずますかな。
眼視では木星や火星を見てみたが、まあまあ良く見える。
前はもう少し見えたかなー、なんて変なバイアスをかけてしまうと、抜けられなくなりそうなので、これくらいにしておく。
眼視で使ったアイピース。
PENTAL XL28 約71倍、惑星観望には少し倍率が低いが天体の導入用。暗い空では DSO用でよく使うのだが、光害の空では、出番が激減してしまう。
PENTAX XL14 約142倍、シーイングが悪い時はこれくらいの倍率が快適。木星の模様などは、とても見やすい。この時期の火星は接近しているので、表面の模様が良く分かる。
セレストロン ULTIMA Duo 8mm 250倍 PENTAXと比べるとシャキットしない。タカハシTOA用のフラットナーを使うと改善する気がする。シリウスB挑戦の練習用にリゲルで試してみたが、いい感じで伴星が見えるし、木星や火星の模様もそんなに悪くない、良い組み合わせを見つけたかもしれない。
ミード UWA4.7MM 約425倍 フラットナを入れると変なゴーストがでるので、フラットナとの組み合わせはダメ。倍率が結構高くなるので、使える日が限られる。シーイングが特別良かったわけではないが、リゲルの伴星は楽に分かった。シリウスBも不確実ながら見た、もう少しはっきり確認してみたい。
PENTAX XW3.5mm 約571倍 ちょっと過剰気味、TOAとかで使った方がよい。
2022年11月14日 (月)
250RC
土曜日の夕方から星を見ていて、なんとなく星像がいまいち。
深夜に鏡筒をかたずけたが、主鏡が埃だらけなのに我慢ができず、望遠鏡をばらし、リビングが鏡筒の部品だらけになった。
一度ばらすと、調整が面倒なのでなかなか決心がつかなかったが、あまりもひどいので、やってしまった。
今回が2回目のミラーのとり外しである。
鏡筒の中も水洗いして、さっぱりしたいところだったが、深夜にやるには大きすぎて危険なのでやめた。
やるのであれば、天気のよい休日の昼間で、午前中くらいから作業を着手するのが理想である。
とりあえず、主鏡、副鏡、それのセルやバッフルを水洗いをしてかなりさっぱりした。
乾いた部品から急いで組立、朝食までには占拠したリビングは開放できたが、
このあとの光軸調整は長い闘いになりそうである。
2022年11月12日 (土)
シリウスB失敗
月食以降良い天気が続いている。
在宅勤務の利点を生かし、望遠鏡を出しっ放しにしている。
接眼レンズを持ってベランダへ出れば直ぐに観望できる快適な状況であるが、明るい空なので、惑星とか月くらいしか見る対象がないのが残念である。
昨晩まではTOA130で観望していた。
目的はシリウスB、連日挑戦してみたが、だめだった。
去年はGINJI300FNですぐに分かったので、TOA130ですぐに分かると思ったがだめだった。
今夜は250RCに載せ替えて再度挑戦。
久しぶりに使うので、鏡筒のコンディションがちょっと不安、
まずは、木星。ちょうど大赤班が良く見える位置にきていて、良くわかった、TOAよりも分かりやすくかった。直観的に屈折の方がコントラストが良いというイメージがあるが、250RCは結構いい感じである。口径の威力はすごい。
火星はいまいちで、TOAの方が良く見えた。
結局、シリウスBは25cmにしてもダメだった。もっとシーイングが安定した日を選ばないとダメなのかもしれない。
もしかしたら、木星を見ていた頃の時間帯の方が大気状態が安定していて、徐々に悪化していったのかもれない
そういえば、自宅からダイアモンド富士を狙っていたが、気が付いたら太陽が富士山より南側に沈むようになっていた。10月末から11月初頭だと思うのだが、結構移動するのが早い。
2021年11月27日 (土)
NGC1514
鏡筒:Astrosib250RC + 35フラットナー
口径:250mm
合成焦点距離:2000mm(F8)
カメラ:QSI583WS
冷却温度:-15℃
フィルター:OPTRONG SII(12nm), Hα(12nm), OIII(6.5nm)
合計露光時間:480分
Hα:5分X32コマ
SII:5分X32コマ
OIII:5分X32コマ
赤道儀:Takahashi NJP Temma2
ガイド鏡:オフアキシスガイド
ガイド装置:QHY5-II
制御ソフト:NINA
撮影地:自宅
月はまだ大きいが良い天気が続いているので、望遠鏡を出しっ放しで、2晩連続で撮影してみたが、思ったように写ってくれない。
レデューサーが欲しいところではあるが、F6くらいになると、撮影時間は約半分で済むが、焦点距離が、GINJI-300FNに近くなり、更にF4と明るくなる。
カメラをQHYで撮影するもよいが、ナローバンドフィルターがを準備しないといけないが、フィルターホイールが5枚用なので、いちいち入れ替えするのは面倒だし、OPTOLONG L-eXtremeのフィルター2枚使用で代用はSAO合成はできないし、オフアキの前にナーローバンドフィルターをいれてしまうので、ガイドができるか、などなど課題が多い。
2021年11月17日 (水)
NGC1499
鏡筒:Astrosib250RC + 35フラットナー
口径:250mm
合成焦点距離:2000mm(F8)
カメラ:QSI583WS
冷却温度:-15℃
フィルター:OPTRONG Hα(12nm), OIII(6.5nm)
合計露光時間:240分
Hα:5分X16コマ
OIII:5分x32コマ
赤道儀:Takahashi NJP Temma2
ガイド鏡:オフアキシスガイド
ガイド装置:QHY5-II
制御ソフト:NINA
撮影地:自宅
OIIIを160分も時間をかけたがが全然だめだった、やはり、Hβで合成するのが楽しそう。馬頭星雲もこれと同じだが、他が思いつかないので、Hβフィルターはちょっと手を出し難い。
2021年11月16日 (火)
M33
鏡筒:Astrosib250RC + 35フラットナー
口径:250mm
合成焦点距離:2000mm(F8)
カメラ:QSI583WS
冷却温度:-15℃
フィルター:OPTRONG Hα(12nm), OIII(6.5nm)
合計露光時間:180分
Hα:5分X18コマ
OIII:5分x18コマ
赤道儀:Takahashi NJP Temma2
ガイド鏡:オフアキシスガイド
ガイド装置:QHY5-II
制御ソフト:NINA
撮影地:自宅
M33はHαやOIIIではほとんど写らなくて、
NGC604を頼りに構図を決めたが、思いのほかM33が大きかっし、M31に比べるとHII領域は多いがかなり淡い。これはもう少し明るい光学系のほうが良さそう。
より以前の記事一覧
- しゃぼん玉星雲(NGC7635) 2021.11.14
- NGC281 2021.11.13
- M42 2021.11.12
- カメラの接続 2021.11.08
- Sh2-188 2021.11.07
- NGC7538 2021.11.06
- M1, NGC2174 2021.01.01
- M27 2020.10.31
- M76 2020.10.30
- NGC1514 2020.10.27
- NGC7662(青い雪だるま) 2020.10.26
- ASTROSIB 250RC 2020.10.08
- 月 2018.01.02
- M46 2016.12.03
- NGC2392(エスキモー星雲) 2016.01.05
- M42 2016.01.04
- NGC246 2014.10.20
- 花立 2014.09.23
- NGC7662 (青い雪だるま) 2014.08.26
- NGC7331 2014.08.06
- M27 2014.05.31
- M60 2014.05.18
- NGC5846,NGC5850 2014.05.12
- NGC4567 2014.05.01
- M3 2014.04.21
- M98 2014.04.13
- M61 2014.04.11
- NGC4490 2014.04.06
- M104 2014.04.05
- NGC3718, NGC3729 2014.04.01
- M64 2014.03.30
- NGC4725 2014.03.24
- M88 2014.03.15
- M13 2014.03.12
- M57 2014.03.10
- M42 2014.03.09
- M67 2014.02.12
- 木星状星雲(NGC3242) 2014.02.10
- エスキモー星雲(NGC2329) 2014.02.09