2023年1月
2023年1月29日 (日)
2023年1月10日 (火)
OPTOLONG L-eXtremeフィルターの組み込み
QHY16200Aはフィルターホイールが一体型のカメラで、
M48のフィルターもしくは50mm円形フィルターが5枚セットできる。
通常のカラー撮影であれば、LRGBの4枚で一つ空きができる。
空きにはHαの7nmを入れている。
最近はほとんど自宅ベランダ撮影なので、Hαでしか撮影ができない。
そこで、OPTOLONG L-eXtremeと組み合わせて
OPTOLONG L-eXtreme + RedまたはHα でHα
OPTOLONG L-eXtreme + blueまたはgreen でOIII
のデータを撮影してAOO合成にしている。
Pentax67マウントのレンズではフィルターを入れる場所にこまり、
塩ビのシートを円形カッターで切り抜き、フィルターを固定するツバを作りガムテープで仮止めしている。
とりあえず固定できているので、撮影が可能な状態である。
残念ながら、P67レンズは色収差が大きいので、フィルターを変えるごとにピントを合わせ直さないといけないので、
面倒くさい。
さらに、OIIIのデータがノイジーで手に負えない。
焦点距離の短い領域で、OIIIの存在が確認できるような大規模な領域はそんなに多くない。
無理にカラーにするより、広範囲で撮影したHα画像から、面白そうなところを探している方が面白い。
2023年1月 4日 (水)
馬頭星雲
鏡筒:Takahashi FSQ85-ED + レデューサーQE0.73X
口径:85mm
合成焦点距離:327mm(F3.8)
カメラ:QHY16200A
冷却温度:-30℃
フィルター:Baader Hα 7nm
合計露光時間:225分(=5分×45コマ)
赤道儀:NJP Temma2
ガイド鏡:mini BORG 50mm
ガイド装置:QHY5-II
制御ソフト:N.I.N.A
撮影地:自宅
年末からずっと天気がよかったので、赤道儀はずっとベランダに出したままである。
鏡筒だけ乗せればすぐに撮影できるのは楽でよいのだが、
月が少し大きなり過ぎ、ちょっとOIIIはやめてHαだけ。
週末は降雨の予報なので、そろそろかたずけないと。
2023年1月 3日 (火)
ばら星雲
鏡筒:Takahashi FSQ85-ED + レデューサーQE0.73X
口径:85mm
合成焦点距離:327mm(F3.8)
カメラ:QHY16200A
冷却温度:-30℃
フィルター:OPTOLONG L-eXtreme + Astrodon Tru-Balance LRGB E-Series
合計露光時間:150分
R+L-eXtreme:50分(=5分×10コマ)
B+L-eXtreme:100分(=5分×20コマ)
赤道儀:NJP Temma2
ガイド鏡:mini BORG 50mm
ガイド装置:QHY5-II
制御ソフト:N.I.N.A
撮影地:自宅
OPTOLONG L-eXtremeを入れているので、LRGBフィルタのRと組み合わせてれば、Hαの7nmのナローバンド相当になる。
同じようにHαの7nmのフィルターを組み合わせても同じようになるが、微妙に違っている。
それにしても、OIIIのフラット補正は難しい。
2023年1月 2日 (月)
M42
鏡筒:Takahashi FSQ85-ED + レデューサーQE0.73X
口径:85mm
合成焦点距離:327mm(F3.8)
カメラ:QHY16200A
冷却温度:-30℃
フィルター:OPTOLONG L-eXtreme + Astrodon Tru-Balance LRGB E-Series
合計露光時間:225分
R+L-eXtreme:75分(=5分×15コマ)
B+L-eXtreme:150分(=5分×30コマ)
赤道儀:NJP Temma2
ガイド鏡:mini BORG 50mm
ガイド装置:QHY5-II
制御ソフト:N.I.N.A
撮影地:自宅
撮影中に雲が通過し、ガイド星を見失ったらしく、前半と後半で視野が大きくずれている。
この鏡筒は、HαでもOIIIでもピント位置は変える必要がないくらいに一致している。
外気温になじむのも、TOA130にくらべるとかなり早いし、温度変化によるピント移動も少なめなので、
撮影するフィルター毎の撮影枚数をセットしてしてしまえば、
終了まで放っておけるのでよい。