光軸調整
やっぱり、気になってしまう。
今までの手順
1.レーザコリメータで、副鏡に当てたレーザが戻ってくるように副鏡の光軸調整ネジで調整する。
2.副鏡のセンターマークにレーザが当たるようにフォーカサーの傾きを調整する。
3.1,2を繰り返し副鏡のセンターにレーザが当たってレーザが戻ってくるようにする。
4.副鏡が真ん中にくるように主鏡の光軸調整ネジで調整する。
5.実際の星を使い、ピントを少しずらして星の回折光が同心円になるように主鏡、副鏡の光軸調整ネジで調整する。
この手順では、4のとき副鏡、主鏡が同心円に並ぶが、主鏡が鏡筒に対して真ん中に見えていない。
とりあえず、5で星像の回折光が同心円になっているとそこそこ見えるが、これではだめ、
恐らく、3の手順でフォーカサーと副鏡が正しい位置関係になっているように見えるが、このような位置がいくつかあって、真の解を求めるための条件があるのではないかと思う。
上記の不確定性を解くために、オートコリメータを使って、副鏡に映ったコリメータのセンターが副鏡のセンターと一致するまで追い込んでみた。
外が暗くなってしまったのでオートコリメータのセンターまでは見えなくなってしまったが、
オートコリメータのセンター、副鏡、主鏡、鏡筒のリムが同心円に揃った。
あとは、実際の星の回折光で仕上げれは、納得できるかな?