QBPフィルター
サイトロンで販売しているクアッドバンドパスフィルターを購入した。
Hβ、OIII、Hα、SIIの4つの輝線の波長を通すフィルターである。
Hβ、OIIIを含む幅50nmくらいの山とHα、SIIを含む50nmくらいの山がある。
散光星雲や、惑星状星雲には効果が期待できそうであるが、星団や系外銀河にはちょっと向かないと思われる。
自宅では光害がひどいのでHαやSIIは半値幅12nmのバンドパスフィルターで結構使えて、それなり綺麗に撮像できるのだが、OIIIの方は、半値幅12nmでは結構光害をもらってしまう。この前、OIIIは先日、半値幅7nmに買い直したが、ずいぶんよくなったが、一番光害の影響を受けてしまっている。
このフィルタを使い、自宅でEOSが使えると面白いのだが、ちょっと難しそうである。
あとは、少し暗めの空で、無改造のEOSでHαとかがコントラストよく写らないかなと期待している。
フィルターのサイズ48mmだけなので、望遠鏡を使った直焦点くらいしか使えない。
カメラアダプタはFSQのレデューサー使用時、TOA130のレデューサー使用時のときと共用できように作成したテーパリング内に装着できるので、この2本はすぐに使えそうである。
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コメント
ご無沙汰いたしております。
軽々しく購入できる代物ではないのですが、
このフィルターには興味を持っています。
レポート楽しみにしています。
投稿: ryojin | 2018年12月12日 (水) 17時53分
りょうじんさん
ご無沙汰です。
最近はなかなか出かけられなくて、
何とか自宅でできないかと思っていろいろやっています。
また、使っていないのですが、今週末ははれそうなので、試せそうです。
投稿: 250RC | 2018年12月13日 (木) 00時28分