EF70-200mm F2.8L IS II USM テスト
先日購入したEF70-200mm F2.8L II USMをテストしてみた。
共通のデータ
レンズ:EF70-200mm F2.8L II USM
焦点距離は広角端の70mm
カメラ:Canon EOS 5D MarkII SEO-SP5
ISO:1600
合計露光時間:24分(=3分×8コマ)
赤道義:ビクセン GPX
撮影地:蓼科
開放は少しピントが甘かった。レンズが大きいので、温かい車内から寒い屋外へ出したときは十分馴染んでから撮影をしないとずれますね。感覚てきではあるが、同じくらいの焦点距離EF85mmF1.8SUMと比べると大きい。
周辺減光は、解放だと少し目立つ。絞りを少し絞っただけで急激に改善される。中心部分の星像はとてもシャープであるが周辺部分は結構悪い。解放では色収差も気になるが、絞ると改善される。フルサイズで使うのであれば、2/3絞りとか1絞り絞って使うのがよい。
所有している同じような焦点距離のSIGMA 70mm 1:2.8 DG MACROと比較すると、
色収差はEF70-200mmの方が良いと思う。
中心部分の星像のシャープさはEF70-200mmであるが、四隅の星像はSIGMAの方がよい。
SIGMAの問題は撮影中にレンズの自重でピントがずれてしまうので、ちょっと天体写真に使うには工夫が必要。
EF85mmF1.8USMと比較すると、EF85mmは色収差が圧倒的に悪い。EF85mmに紫外線カットL41とかのフィルターと組み合わせて、F4前後まで絞って使うのであれば、EF85mmの方がよい。外気とのなじむのも早いし、軽くてコンパクト。
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