NGC3718, NGC3729
鏡筒:ASTROSIB RC-250 + TOA-35レデューサー0.7X
口径:250mm
合成焦点距離:1450mm(F5.8)
カメラ:QSI583WS
冷却温度:-30℃
フィルター:Astrodon Tru-balance Eシリーズ
合計露光時間:40分
L:5分×2コマ、RGB:各5分×2
赤道義:NJP Temma2
ガイド鏡:オフアキシスガイド
ガイド装置:ATIK16IC
制御ソフト:MaxIm DL Pro 5
撮影地:花立自然公園
先々週の三連休の後半に撮影しました。
当日は薄明が終わってから月がでるまでは5時間くらいあるので、ちょっと月が大きいのですが、撮影にでかけてみました。結局、撮影を始めて間もなく曇ってしまい、ちょっと残念な結果に終わってしまいました。皮肉にも月が昇ってくるころには、快晴となり朝まで安定していました。
撮影対象は、右側の大きい方がNGC3718、左側がNGC3729です。NGC3718の南側にはHCG56があります。HCGはHickson Compact Groupで銀河が密集して集団と作っているところをカタログ化しています。すばる望遠鏡のファーストライトの画像として公開された中にもうみへび座にあるHCG40がありました。ステファンの5つ子もHCGで、HCG92です。
RC-250の星像がいまひとつで、おそらヘリコイドが原因と思われます。ヘリコイドの中心軸の延長上に副鏡の中心が来ていないように見えます。一応、焦点の内外像で恒星の回折リングが同心円になるように調整できているように見えるのですが、接眼側からレーザを当てると副鏡のセンターをちょっと外してしまっていて、
今回はこれを修正してみました。
前回よりは改善しているように見えます。ただし、M64やM13を撮影した日はシーンが大変悪かったので、単純に比較はできませんが。
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