オフアキを考える
TOAの新しいレデューサは旧型に比べると星像は格段に改善されたのですが、その恩恵を受けるためには、バックフォーカスがきちんと合わせる必要があります。QSI583はセンサーサイズが小さいので、旧製品はcmのオーダーくらいの精度でよく、多少焦点距離が変わるくらいでしたが、新しい方はその10倍くらいの精度が要求されます。
旧レデューサーからの変更点としては、カメラ側のネジがM72P1.0メスからM72P1.0オスに変更されています。なので、M72P1.0メスで接続するリングを用意しなければならないのですが、なかなか良いものが見つからなかったのですが、FCT-65のフィルターボックスのジャンク品を見つけました。
M72P1.0メスネジ部分を活用して、オフアキ本体へネジどめしてしまえば、オフアキ本体とあわせて光路長が26mm
QSIカメラ筐体内は29.85mm
合わせて55.85mm
レデューサのバックフォーカスが65.5mm
あと、9.65mm
フィルターによる光路長1mmを考慮すると、
10.65mm
QSIとオフアキ本体をこの間隔で繋ぐことができればOKです。使いやすさを考えると、テーパーリングでの接続が良さそう。
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