猫足星雲
カメラ:QSI583WS
L:10分×8
RGB:各10分×2
撮影地:蓼科
TOAの新しいレデューサーでの撮影です。今までのレデューサーはF6(レデューサーとのセンサーの間隔を延ばせばもう少し明るくなりますが)新しいのは698mm/F5.4になり、少しあかるくなります。
更に、星像も良くなっています。全体的に星のサイズが一回り小さくなったように感じます。特に、カラー合成をするときに周辺が色ずれを起こしていましたが、かなり良くなっています。
問題点は、レデューサーとセンサーの間隔が厳密に規定されているため、今まで使っていたオフアキが使えなくなりました。間隔が狭くなってしまって入る余地もないし、取付けネジが望遠鏡側もカメラ側もM72のオス(旧レデューサーは望遠鏡側がM72オス、カメラ側がM72メス)となっています。
因みに、掲載の写真は、規定の65.5mmより0.5mm長い約66mmで、周辺の星像が少し悪いような気がします。
オフアキが使えなくなったため、ガイド鏡を整備しなければならなく、この辺も問題といえば、問題で、オフアキに慣れてしまうと、ガイド鏡はちょっと面倒です。
いろいろと手際が悪く、連休中、撮影できたのは、これだけです。
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