GINJI300FNの接眼部
GINJIの接眼部の問題を解決する方法を考えています。ドロチューブのストッパーは、上の写真にあるように、M8のネジ1本で上から押さえつける仕組みです。押さえつける反対側はクレーフォード式のローラがあるので、丸い筒を180度間隔の2点で押さえることになります。接眼部に荷重がかかっていなければ軽く締めるだけでOKで、アイピースくらいなら問題はないです。
接眼部に重い荷重を加えると、重さでドローチューブが動かないように強く締めます。そうすると、180度間隔の2点なので、非常に不安定な状態で、ネジを締めるので、強く締めれば締めるほど光軸に平行でない方向へとずれていってしまいます。
そこで、ストッパーの両脇にあったネジ穴を使って、3点で止めるようにしています。
鏡筒の内側から見ると、上の写真の植毛紙でくるんだ直方体のアルミ棒を入れています。このアルミ棒を追加したストッパーネジで押さえ込むので、1点で押さえるより安定します。
ただ、クレーフォード式の接眼部は、ドロチューブのストッパーを完全にフリーにしないと、空回りして、ピント調整が出来なくなります。なぜ、こんなフォーカサーを付けて売るのか、疑問です。F4のニュートンを眼視目的で購入するひとはそんなにいないと思う、やはり、写真撮影が目的だと思うと、ドロチューブ内径を77mmと大口径にしているところは良いし、デュアルスピードのマイクロフォーカス機構も良いし、金属部品は必要最低限でプラスチックの部品を多用しているのも、軽量化に寄与しているので否定はしませんが、このクレーフォードはなんとかならないですかね。
| 固定リンク
「機材」カテゴリの記事
- Sigma 70mm マクロ(2023.01.10)
- OPTOLONG L-eXtremeフィルターの組み込み(2023.01.10)
- 水星、金星(2022.12.23)
- Pentax67 200mmF4(2022.12.18)
- 250RCでシリウスB(2022.12.10)
コメント