M74
先月、月山で撮影したM74です。きれいな渦巻き銀河です。これの近くにあるM77もフェイスオンの銀河ですが、中心部分が極端に明るく腕の部分が非常に淡くその構造を写すのは難しいのですが、こちらは腕の構造や腕に沿って点在するHα領域も容易に写すことができます。
これ位の見かけの大きさが10分角前後の大きさの銀河は、TOA130で撮影するにはちょうど良い大きさです。これ以上焦点距離が長くなると、天気が晴れていても、シーングが悪かったりするとなかなかきれいにはなりません。
鏡筒:TOA130s+TOAレデューサ(F6)
カメラ:QSI583WS
L:10分×16
RGB:各10分×2
冷却温度:-15℃
オートガイドのときの赤道儀の修正速度はできるだけ遅い速度にした方がよいと、MaxImのマニュアルにあることを思いだし、修正速度を30%くらいでガイドしていますが、何も考えずに100%でガイドしていたときより、星像がシャープになっています。もしかすると、リッチーの2000mmもガイドの修正速度をチュウニングすれば何とかなるかなー。
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