Astronomik CLSによるはくちょう座
ここは南から西にかけての空が光害でとても明るいのですが、東から北側はまずますの空です。夜半過ぎに昇ってきたばかりのはくちょう座を4フレームモザイクしています。
カメラ;Canon EOS40D + AstronomikCLSフィルタ
レンズ:Canon EF85mmF1.8 絞りF4.0
ISO800、8分×4コマコンポジット×4フレームモザイク
りょうじんさん
このフィルターは干渉フィルターなので、基本的なしくみはLPS-P2等と同じです。だたし、通過する光の帯域が異なります。これに近い通過帯域のものはLPS-V3などと良く似たプロファイルになっています。LPS-P2では光害の主要な水銀灯やナトリウム灯の輝線スペクトルをカットするように設計されていますが、このCLSフィルターは約450nm以下と540nmから630nmくらいまので帯域を全てカットしてしまっています。主要な光害要因はカットされるのですが、OⅢやHβなどの星雲から光もカットされてしまいます。カラーバランスは上記の帯域の光が欠損するので、大きく崩れるので、天体専用と考えた方がよいですね。
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