CLSによるさそり座
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土曜日は日中雨で夕方から天気が回復したせいで、湿度が高めでしたが、よくはれました。
前回の撮影からいろいろと、CSLフィルターを試しています。実は、CSLフィルターを購入した理由は、魚眼レンズで撮影した場合、どうしても地上の光が写り込んでしまいます、結構暗いところに行っても気になり、花立のような比較的明るいところだと派手に光害でカブってしまいます。
レンズ:EF8-15mmF4.0L 焦点距離10mm F4開放
ISO800、8分
赤道儀の電源を入れ忘れて、固定となってしまいました。
気が付いて、撮り直したのですが、レンズが徐々に結露してしまい、とりあず我慢して使えそうな2コマをコンポジットしています。
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CSLフィルターを付けるとファインダーが暗くなり、暗め広角レンズでは大変に不便でした。
ちょっと長めのEF85mmF1.8で試してみました。これであれば、3等星が余裕で見えるので、構図を決めるのが容易です。
冬の散光星雲が西に大きく傾いてしてまって、赤道儀の設置した位置が悪く、木の枝と干渉してしまっていて、CSLフィルターとしてはあまり興味の向かない被写体ですが、からす座を撮ってみました。
カメラ:Canon EOS40D + CSLフィルター
レンズ:EF85mmF1.8 絞りF4
ISO800、6分×4コマコンポジット
撮影地の花立自然公園では、これ位南の低空では、ほとんど向けない方向ですが、結構大丈夫そうです。一コマあたり6分の露光ですが、もう少し伸ばしてもよいですが、光害を除去してよりフラットなバックグランドを目指すのなら光害の光源から遠い方向を狙った方が無難です。
さらにテストです。まだ、夏の銀河は昇ってきていません。
東の山の端から昇ったばかりのヘラクレス座中心部分を85mmで撮影したものをモザイクしてみました。これの光害かぶりがひどいとモザイクには苦労するのですが、フォトショップ任せてでコンポジットしたものです。ちょっとコマ間のギャップがわかってしまいます。
6分×4コマコンポジットしたもの4コマモザイク
このあと、昇ってきた白鳥座も撮影していますが、これから撮影に出かけるので、帰ってからアップします。
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Astronomik CLSフィルターをテストしてみました。
テストに使ったカメラはEOS40D ローパスフィルタは天体用に改造しているボディーです。SEO-SP2E仕様のものです。
ホワイトバランスをオートで撮影する以下のようになります。
グレーカードを使ってホワイトバランスを設定して撮影すると、以下のようになります。
オートのときよりは普通の色に近くなります。ただ、ローパスフィルターを改造したボディーなので、そもそもカラーバランスはくずれているので、天体以外の写真の評価はあまり意味がないですね。未改造でためしてみたいのですが、未改造は5DMk2なので、フィルターを取り付けることができません。
次に星座を撮影した画像です。ボディは上記と同じで、レンズはEF17-40mmF4Lの17mmで撮影しています。
南側は水戸方面の光害でかなり明るいのですが、フィルターで光害がカットされているようです。日本の空では、広角レンズや魚眼レンズでは光害の影響を受けてしまいがちですが、そういった影響を軽減するには便利だと思います。
このフィルターを使って問題点は、ファインダーの像が暗くなってしまいます。今回使ったレンズは少し暗めのズームレンズでしかも広角なので、ほとんど一等星くらいしか確認できませんでした。構図をきめるにとて苦労します。
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三ツ星さんのところで安く出ていたので、あまり気にせず購入したのですが、このフィルターはCLSとCLS CCDの2種類があるようで、CCD用の方が2割ほど高価なようです。
私はどうもCCD用で無い方(安い方)を購入してしまったようです。
CSLとCSL CCDの違いは以下のようになります。
CSLの通過帯域は450nmから540nmと640nm以上
CSL CCDの通過帯域は450nmから540nmと640nmから690nm
となります。散光星雲を発行させているHβやOⅡ、OⅢ、Hαの輝線スペクトルの通過率はどちらも同じですが、ローパスフィルターをクリアフィルターに変えてしまったEOSではCSL CCDの高い方でないとダメなのですが、私のEOSはローパスフィルターを外し、375nmから700nmの帯域フィルターをいれているので、安い方のCSLでもあまり変わらないと思われます。ちょっと得した気分です。
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