Astronomik CLS フィルターテストの続き
CSLフィルターを付けるとファインダーが暗くなり、暗め広角レンズでは大変に不便でした。
ちょっと長めのEF85mmF1.8で試してみました。これであれば、3等星が余裕で見えるので、構図を決めるのが容易です。
冬の散光星雲が西に大きく傾いてしてまって、赤道儀の設置した位置が悪く、木の枝と干渉してしまっていて、CSLフィルターとしてはあまり興味の向かない被写体ですが、からす座を撮ってみました。
カメラ:Canon EOS40D + CSLフィルター
レンズ:EF85mmF1.8 絞りF4
ISO800、6分×4コマコンポジット
撮影地の花立自然公園では、これ位南の低空では、ほとんど向けない方向ですが、結構大丈夫そうです。一コマあたり6分の露光ですが、もう少し伸ばしてもよいですが、光害を除去してよりフラットなバックグランドを目指すのなら光害の光源から遠い方向を狙った方が無難です。
さらにテストです。まだ、夏の銀河は昇ってきていません。
東の山の端から昇ったばかりのヘラクレス座中心部分を85mmで撮影したものをモザイクしてみました。これの光害かぶりがひどいとモザイクには苦労するのですが、フォトショップ任せてでコンポジットしたものです。ちょっとコマ間のギャップがわかってしまいます。
6分×4コマコンポジットしたもの4コマモザイク
このあと、昇ってきた白鳥座も撮影していますが、これから撮影に出かけるので、帰ってからアップします。
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