NGC2403
年末に花立で撮影したものです。TOAのレデューサを入れているので、F6となり、焦点距離は1500mmです。
先日アップした触覚銀河はF8なので2000mm。撮影時の気象条件が同じでないので、単純な比較はできないのですが、焦点距離の比が0.75倍なので星の直径の0.75倍位になって欲しいところですが、必ずしもそうではありません。露光時間が同じなので、NGC2403の方の露光時間を口径比に合わせて短くして、最微恒星の直径とかで比較すると、小さくなっているかもしれませんし、そもそも、TOA用のレデューサはRCに適合するのかという問題もあります。
QSI583のCCDのピクセルサイズは5.4μmなので、焦点距離が2000mmだと、約0.56秒角。おそらく、撮影当時のシーイングサイズはよくても2,3秒角はあったので、星のサイズがCCDピクセルの4,5倍の大きさになってしまいます。こんな風になってしまうと、なかなかシャープに撮影するのは難しいです。おそらく、500,600mmくらいの焦点距離であればあまり気にせず行けるのではないでしょうか。
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