Sh2-240
CanonNewFD300mmF2.8LとQSIを組み合わせた場合のフランジバックがだいたいいいところまで追い込めたのですが、周辺の星像が悪いので少し、絞って星像の改善を試みました。
開放では、F2.8なので口径が約107mm。本当はこの口径を生かしたいところですが、このままだと、QSI583の周辺星像は中心部に比べ、2~3倍に肥大し、外側に向かった伸びた星像になってしまいます。さらに、QSIのフィルターホイールのフィルター径に余裕がないためだと思われるのですが、周辺減光も少し強く出ます。
これをF3.0に絞ると口径は100mm。これ位でつかえるとありがたいのですが、改善はするのですが、やはり周辺の星像が伸びるのが気になります。
下に掲載した写真は約F3.3まで絞って撮影しています。なんとか我慢できるところです。これで口径は90mm。これ以上絞ってしまうと、FL80やBORG77EDⅡと口径が同じになってしまうので、なんとか、良いところで踏みとどまってくれました。
昨晩、自宅のベランダからの撮影。
レンズ:CanonNewFD300mmF2.8L 絞りF3.3
カメラ:QSI583WS+Hα(バンド幅12nm)
絞ってもF3.3は明るいです。自宅から、Sh2-240の構造が分かるほど写るとは思っていませんでした。ちゃんと暗い空へ持って行ったら楽しそうです。
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