M42
望遠鏡:250RC+TOAレデューサ(F6)
カメラ:QSI583WS
L:10分×4
RGB:各10分×1
撮影のときのパラメタを間違ってしまったので、中断したものです。
MaxDLで追尾用のカメラと撮影用のカメラをコントロールしています。
撮影時のパラメタでフレーム間にディレイ時間(DelayBetween)を設定できるのですが、デフォルトは0秒です。
0秒で撮影をしてしまうと、露光中は追尾用カメラからデータを取得し、赤道儀の修正量を計算し、赤道儀に対して修正を行っているのですが、撮影した画像を撮影用カメラからパソコンにダウンロードしている間はダウンロードが優先されるため、ガイドが停止してしまいます。
ダウンロード時間は20秒以上あるので、この間、ガイド停止してしまうと、追尾していたガイド星が結構ずれてしまっています。そのため、ダウンロードが終了すると、ずれたガイド星を元の位置へ戻そうとして大きな修正が連続します。その結果、星が流れてしまいます。焦点距離が短ければ、気が付かないのですが、1500mmともなると、目立ってしまいます。20から30秒くらいに設定しておくと安心です。
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