ギャラッド彗星
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先日の実測結果を考えると、EM-10で一晩写真をとるにためには、先日の実測に使った電気が3セット(30本)、夜が短い夏場なら2セット。
しっかりとした装備できちんと撮影するときはJPを使うので、2セットで8時間も使えれば十分とします。
因みに、他のサイズのエネループの容量をみてみると、
単四は750mAh、これでは1時間ちょっと。
単三のProで無い方は1900mAhなので、3時間くらい
単一は5700mAhなので約9時間半
この電池をバランスウエイトの足しにしょうと考えています。1本30gなので、20本で600g。思ったより軽いです。
百均で買ったビニールケースに入れます。ちょっと深めですが、2セット分の深さがあります。箱の底には、アルミの板を固定して、カメラネジを切ったり、電池が中であばれないように固定する高ナットの柱なども立てておきます。
先日、M19のナットで作成したバランスウエイトシャフトに取り付けるプレートにカメラネジで固定します。
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昨夜の、実測結果です。
外気温を図るのをわすれましたが、気象庁のアメダスデータを参照すると、測定期間中は1.7度から0.0度の間を遷移していたようです。
eneloopの測定開始時の電圧は約12.5Vでした。
赤道儀への電源供給開始時刻は21時5分。
極軸を合わせて、PCから制御を開始したのが、21時10分ごろ。
初期状態の天頂からアライメントを調整、確認するため、アルデバランを自動導入。
ガイド鏡および撮影用のEF85mmのピント合わせを行い、一つ目の撮影対象であるぎょしゃ座中心部分を自動導入。オートガイダのキャリブレーションを行い、撮影を開始したのが22時2分。
撮影は10分×8、フレーム間隔のディレー時間は20秒。一つ目の対象の撮影完了時刻が23時27分。
ピント調整のため、ベテルギュウスを自動導入。ガイド鏡、EF85mmのピントを合わせ直して、二つ目の撮影対象、ばら星雲を自動導入。オートガイダのキャリブレーションを行い、撮影を開始したのが23時50分。
撮影は最初の天体と同じく10分×8フレーム。最後の8フレーム目は固定撮影の様に全く、追尾していない。7フレーム目の途中から止まってしまったようです。
10分露光中、5,6分はちゃんと動いていたようです。このフレームがダウンロードされた時刻が日付が変わって1時4分なので、1時くらいに止まったと思われます。
ちなみに、赤経モータが動いていなくても、赤道儀本体のLED、ハンドコントローラのELDランプは両方と点灯したままです。これらが点灯しているからといって、赤道儀が正常に動作していないので注意が必要です。
今回の稼働時間は約4時間でした。そのときのeneloopの電圧は約9Vまで下がっていました。
今回使った10本を2セット並列で繋げば、8時間は大丈夫そうです。
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望遠鏡:250RC+TOAレデューサ(F6)
カメラ:QSI583WS
L:10分×4
RGB:各10分×1
撮影のときのパラメタを間違ってしまったので、中断したものです。
MaxDLで追尾用のカメラと撮影用のカメラをコントロールしています。
撮影時のパラメタでフレーム間にディレイ時間(DelayBetween)を設定できるのですが、デフォルトは0秒です。
0秒で撮影をしてしまうと、露光中は追尾用カメラからデータを取得し、赤道儀の修正量を計算し、赤道儀に対して修正を行っているのですが、撮影した画像を撮影用カメラからパソコンにダウンロードしている間はダウンロードが優先されるため、ガイドが停止してしまいます。
ダウンロード時間は20秒以上あるので、この間、ガイド停止してしまうと、追尾していたガイド星が結構ずれてしまっています。そのため、ダウンロードが終了すると、ずれたガイド星を元の位置へ戻そうとして大きな修正が連続します。その結果、星が流れてしまいます。焦点距離が短ければ、気が付かないのですが、1500mmともなると、目立ってしまいます。20から30秒くらいに設定しておくと安心です。
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QSI本体を赤道儀に乗せる場合、ミツエのプロフェッショナルクイックシュー35を使っています。ちょっと大き目で肉厚のアルミニュウムでできているので、素人でもドリルで穴を空けたり、ネジを切ったりするのが比較的容易で、値段も3500円くらいでお手頃です。
プレート側は昨日紹介したとおり、QSI側に取り付けています。
シュー側にはM8、35mmピッチ(タカハシ標準)の穴を空け、M8低頭キャップネジで固定しています。
ここに、先日のQSIを取り付けると横位置になります。BORGのファインダー台座にも同じクイックシューが取り付けてあり、こちらには、ミニBORG50がガイド鏡として付いています。この両者を入れ替えると、
QSIは縦位置になります。
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QSIの側面にはカメラネジが左右に1個づつあります。カメラレンズで撮影する場合、このカメラネジを使って雲台とかに乗せることができるのですが、一か所で固定するのが不安なので、カメラネジの両脇にあるNo2UNCも利用して、2点もしくは3点でクイックシューを取り付けています。
カメラレンズのときのガイド鏡ミニBORG50も同じクイックシューを付けてあります。NewFD328も同じクイックシューで、結構大きいものもちゃんと止まります。しかし、ちょっと問題点があります。ガイド鏡や328は光軸に対して平行にスライドして取り外しができるように取り付けていますが、QSIは光軸に対して直交方向にスライドするように付けてあります。これがちょっと使い難くく、これを他の機材と同じ方向に取り付けられるようにしました。
こうすることで、縦位置、横位置の切り替えも簡単にできるようになって、便利に使えそうです。
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タカハシのEM-10やNJPの極軸を合わせるとき、MIZARの北極星指示盤を使っていましたが、最近は冷却CCDを使っているので、遠征先でもPCが必須です。そのため、極軸合わせには、ステラナビゲータの極軸望遠鏡ツールを使っています。
ところが、このステラーナビゲータは、ソフトウェアの起動、望遠鏡やCCDカメラ、オートガイダーの電源投入の順番を間違えると、赤道義を認識しなかったり、オートガイダーの動作を邪魔したりします。
そのため、赤道義を組み立てるとき一度、ステラーナビゲータを一度起動してして、極軸望遠鏡ツールで北極星の位置を確認して、赤道義の極軸を合わせます。その後、赤道義やカメラ等の配線をしてから、ステラナビゲータを一度落して、順番に赤道義やカメラ、各種ソフトウェアの起動していきます。この手順では、ステラーナビゲーターを2回起動しなければならないし、起動にも時間がかかり、使い勝手が悪いので、自分で北極星の位置を計算するソフトウェアを作成しました。
極軸のレチクルパターンはNJPの2010年から2050年まで新しいタイプと、EM-10の1985年から2015年のタイプに対応しています。北極星の他、天の極点の近傍ある星を何点か一緒に表示するようにしてます。観測する地点も予め登録しておけばプルダウンで選択できるようにしてあります。
更に、南半球へ行っても困らない様に、天の南極用に八分儀座の台形も表示できるようにしてあります。ビクセンのGP赤道義であれば、極軸望遠鏡のレチクルパターンにはちぶんぎ座の台形4星で合わせタイプなので問題は無かったのですが、EM-10ではこの辺が心配だったのですが、これで安心です。
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CanonNewFD300mmF2.8LとQSIを組み合わせた場合のフランジバックがだいたいいいところまで追い込めたのですが、周辺の星像が悪いので少し、絞って星像の改善を試みました。
開放では、F2.8なので口径が約107mm。本当はこの口径を生かしたいところですが、このままだと、QSI583の周辺星像は中心部に比べ、2~3倍に肥大し、外側に向かった伸びた星像になってしまいます。さらに、QSIのフィルターホイールのフィルター径に余裕がないためだと思われるのですが、周辺減光も少し強く出ます。
これをF3.0に絞ると口径は100mm。これ位でつかえるとありがたいのですが、改善はするのですが、やはり周辺の星像が伸びるのが気になります。
下に掲載した写真は約F3.3まで絞って撮影しています。なんとか我慢できるところです。これで口径は90mm。これ以上絞ってしまうと、FL80やBORG77EDⅡと口径が同じになってしまうので、なんとか、良いところで踏みとどまってくれました。
昨晩、自宅のベランダからの撮影。
レンズ:CanonNewFD300mmF2.8L 絞りF3.3
カメラ:QSI583WS+Hα(バンド幅12nm)
絞ってもF3.3は明るいです。自宅から、Sh2-240の構造が分かるほど写るとは思っていませんでした。ちゃんと暗い空へ持って行ったら楽しそうです。
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昨年末から、BORGのF4レデューサをTOA130で使えないかいろいろと試していました。以前もEOSでは試していて、周辺星像が崩れるので断念したのですが、今回はQSIで試してみました。QSIの方がカメラのフランジバックが短いので、接続リングの組み合わせの自由度が広がるので、もしかしたら、うまい組み合わせがみつかればと思って、2晩ほど自宅ベランダで実験してみました。
星像を確認しやすいように、散開星団を中心に試し撮りをしてみました。
望遠鏡:TOA130+BORG EDレデューサーF4DG
カメラ:QSI853WS
L:1分×16
RGB:各1分×4
BORG掲載用に3×3にソフトビニングをしています。このサイズであれば、なんとか我慢できますが、周辺部分は、星の形が三角系になっています。
撮影機材等はhχと同じ。
BORGのEDレデューサーF4DGはレンズの径が小さいので、周辺減光がきついです。
いろいろと試してけれども、この組み合わはFは明るくなってよいのですが、積極的に使いたくはないですね。
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