鷲子神山神社
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自作したバーティノフマスクの試験も兼ねて、エンゼルフィッシュ星雲を撮影しました。この星雲は標準レンズくらいの焦点距離でオリオン座を撮影すると、よく写るので、328でHαの干渉フィルターを組み合わせればよく写るとおもったのですが、思ったより写らないです。
カメラ:QSI583WS+Hα(バンド幅12nm)
レンズ:Canon NewFD300mmF2.8L
レンズとカメラの接続するリングは在りあわせのリングを組み合わせているので、組み合わせが毎回ちがうので、星像が毎回違ってしまいます。前回M31を撮影したときは、組み合わせたリングの光路長が少し短すぎたので、周辺の星像が外側に延びたようになっていましたが、今回はかなり改善しています。
忘れないように組み合わせの写真をメモります。今回はオフアキではなくガイド鏡で撮影でした。
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バーティノフマスクを厚紙で作成しました。ステップアップリングとステップダウンリングで挟んであるので、77mm、72mmのフィルターネジがある光学系にはすぐ使えます。
格子の間隔は5mm3mm(11/14修正)、斜めの格子は左右対称に20度開いています。
焦点がある程度あれば、星を撮影したときの回折光でピントの状況が分かります。これで、EF135mmやEF85mmくらいのレンズのピント合わせが手軽にできるとよいのですが、
EF135mmで試してみました。
試験に使った恒星はカペラ、QSIのLフィルター、露光時間は10秒、ちょっと内側。
だいたい合ったところ。
ちょっと外側。結構分りやすいです。
同様にHαの干渉フィルターで実験。帯域が狭いので、回折光が綺麗でよりピントの山が分かりやすいです。この状態で撮影したのが
すぐ隣にほぼ満月に近い月と薄雲で、Hαでもつらいです。ピントは良好です。
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RCC-Iの有無によるピントの変化量を調べてみました。
鏡筒はGINJI-300FN
試験使った被写体は星ではなく遠くの景色。
昼間試験をしたので、カメラはQSIではなくEOSで行っています。
RCC-Iと撮像素子の間隔は91.5mmが正しい位置なのですが、QSIでのコンフィグレーションなので、10mmくらい長くなっています。
少し遠くに見えるタンク。バックに見えるマンションが結構ボケるので、もう少し遠い対象で測定した方が良さそうです。ちなみにこの位置ではRCC-Iを入れないとドローチューブの繰り出し量は14.8mm(以下測定量は同様に、ドローチューブのメモリを読んだ値で、小数点以下1桁目は目分量です)RCC-Iをいれると19.9mmなので、5.1mm変動しています。
ちなみに、後ろに写っているマンションで測定してみると、RCC-Iをいれないと12.8mm、いれると18.3mmで、5.5mm変動しています。小数点以下は目測なので遠いものほど変動量が大きくなるかどうかは、断定できませんが、RCC-Iを入れると5mm以上外側にずれます。
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コメントで質問があったので、
RCC-Iをつけた時のピント位置の変動量について書きますが、申し訳ないのですが、RCC-Iを付けた状態で撮影はしたのですが、付けていない状態で、撮影はしていないので、カタログ値をもとに、ピント位置のずれ量を見積もってみます。
先ず、GINJI-300FNのバックフォーカスは90mmあります。
私がこのこの鏡筒にRCC-Iを取り付ける場合、約8mmドローチューブの内側に入るようになります。RCC-Iからのバックフォーカスは約91mmなので、鏡筒としてのバックフォーカスは約83mmが必要ですので、もし、RCC-Iによるピント位置の変化がなければ、約7mm繰り出せばよいのですが、実際ピントが合う状態は以下のようになります。
40mm近く繰りださないと、ピントがあいません。GINJI-300FNのバックフォーカスのカタログ値が正しければ、30mm以上ピントが外側にずれてしまったことになります。
一方、RCC-Iの取説では、ピント位置がずれる量は約7mm。
20mm以上の開きがあります。GINJIのパックフォーカスのカタログ値が間違っているのか、バックフォーカスの測定位置がドローチューブのエッジからではないのか、これほど違ってしまうと、RCC-Iの有り無しで実測してみないとなんともいえません。
コメントを下さった、ひろむさん、あまり有益な情報を提供できなくて申し訳ありません。
週末に実測してみますので、少々お待ちください。
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昨日はGINJI-300FNの接眼部の調整で一日が終わってしまった。
GINJI-300FNの接眼部はドロチューブの内径は3インチ(M77P0.75)と十分な大きさがあり、ストッパーの効きも良く重たいカメラもきちんと止まるのですが、ストッパーを締めたときに光軸がずれてしまうのが難点。
因みに、BORGの77EDⅡの接眼部は当初、BORGのM57ヘリコイドを使っていたけれど、スターライトインスツルメント社製のフェザータッチフォーカサーに変更しています。これは、快適です。値段が高いのが難点です。TOA130もデュアルスピードフォーカサーもタカハシ純正だったものをスターライトインスツルメント社製に変更しています。これも、使用感は純正よりも快適です。
GINJI-300FNの接眼部も今回の改造で、状況が変わらなければ、スターライトインスツルメント社製への換装も考える必要があるかも。
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ドローチューブのストッパーを締めたときに光軸がずれてしまう症状の改修です。接眼部のストッパーの横に下のようなM4ネジが2か所空いています。最初はイモネジで塞がっていて、ネジを締めたり緩めたりで何か調整する機能があるかと思ったのですが、イモネジを締めていくと、そのままネジが中に落ちてしまいました。幸運にも鏡筒を寝かせてあったから実害は無かったのですが、接眼部をばらさないと取り出せませんでした。期待させるようなとこにあるネジだったので、ガッカリですね。ここにM4のネジ2か所ともともとのストッパーネジの3点で締めてもよいのですが、軽く締めた状態でピント合わせたりするので点で支持するとちょっと使いにくそうなので、
1cm幅、厚さ5mmのアルミ棒に、滑りを良くするように植毛紙でくるんで、ドローチューブの間に挟み込んでみました。中央の穴は上から押すネジの先端がはまるように貫通させないように穴を掘削しています。ネジを少し緩めてもネジの先端が引っかかって落下しないようにするためですが、引っかかりがなくなる緩めると効力がなくなるので、取扱いは要注意です。
組み上げると、こんな感じです。3か所でドローチューブを固定できるのですが、完全に固定してしまうと、ドローチューブが動かせなくなるので、両端で軽く締めて、真ん中のネジで完全に固定するようにします。このとき、真ん中のネジで締めたり緩めたりしても光軸がずれないように両端2か所のネジを締めますが、ピント調整ができるように締めすぎないようにします。この状態で、光軸を調整したのですが、取り合えすこの状態では、問題なさそうですが、ここにQSI583WSをつけると約1kg。耐えれるだろうか。
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GINJI-300FNの光軸をチェックしてみたのですが、やはりずれていました。
これくらいずれていましたが、問題は、ドローチューブのストッパーを緩めると、だいたいいいのですが、強く締めるとだんだんずれていき、写真の位置のようにずれていきます。
間にオフアキを入れても傾向は同じで、鏡筒を立ても横にしても、同じ位置にずれます。鏡筒のたわみや斜鏡スパイダーのたわみは、思ったより少ないです。
ドローチューブは接眼部のリングを全て外すと、どこまでも鏡筒内繰り込んでしまうので、ミラーの上に落とさないように注意が必要です。さらに、クラックレールの両脇には直径1,2mmの球状のベアリング40個くらい入っています。そーっとやらないとこれがこぼれます。
HPでは4個のディスクベアリングと書いてあるのですが、ディスクベアリングってどんなの?
ドローチューブのストッパーはこのレールの反対側にあるネジ一点で押して止めるだけです。強く締めると、ドローチューブが光軸に対してずれていってしまうので、ずれずに止まる補強が必要です。
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