かに星雲
先々週に木曽ふくしまで撮影したかに星雲です。
鏡筒:250RC+TOAレデューサー(恐らくF6)
カメラ:QSI583WS
RGB各10分×2、L10分×16
オフアキでガイドをしたのですが、星が少し大き目になっています。ガイドはAtik16ICとMaximDLですが、先週撮影したGINIJIでも星が大きくなってしまって、原因を調べるため、MaximDLのマニュアルを熟読してみました。マニュアルを読んでいて気になった点。
・赤道儀の追尾修正速度は0.5倍から0.1倍が推奨となっていますが、修正速度は、
赤道儀の電源を投入したまま変更していないので、恐らく1倍となっているはず。
・Binningは2か3に設定する。となっていますが、1のままでガイドしています。ガイド鏡の分解能は主鏡の10の1以上であれば大丈夫だそうです。今回の撮影は、オフアキでガイドなので、分解能の差はCCDのピクセルサイズの差になり、ガイド鏡は主鏡に対して0.7倍くらいです。Binningを2にすると約0.36倍、3では約0.24倍です。
恐らく、シーイングの影響で激しく瞬いているガイド星でガイドをしているので、星が太ってしまっているのかとおもうので、マニュアルにあった上記の2点を修正してみれば、もう少しシャープな画像になりそうです。
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