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2011年2月

2011年2月27日 (日)

M95,96

2月5日の晩に花立自然公園で撮影した、M95とM96です。撮影当日は晴れてはいたのですが、霞んだような透明度が悪い空だったので、周辺減光が顕著に出てしまい、補正が大変でした。M95とM96を両方いれるには焦点距離が長すぎるし、それぞれの銀河の構造を写すには焦点距離を長くしたいところで、微妙な構図です。

555_m9596 TOA130+TOAレデューサー(合成F6)

QSI583WS

L:10分×16

RGB:各10分×2

先日、M105からM96の写真と合成すると、こんな感じです。

556_m9596105

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2011年2月14日 (月)

New FD300mmF2.8L 試写

554_moon Canon New FD300mmF2.8Lの調整中です。スケアリングが調整しきれていないのか、光軸がづれているのか、それともピントが外れているのか、原因は特定できていませんが、月の淵の画面左上方向が二重にぶれています。

絞り環の内径は38mmなので、開放より少し暗い2.85くらいになります。

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2011年2月10日 (木)

M35

先週の美和で撮影したM35です。

この季節は夕方薄明が終わって、翌朝の薄明が始まるまで、10時間ちょっとの撮影ができます。ところが、L:10分×16、RGB:各10分×2で撮影をすると220分、カメラからのダウンロード時間等を考慮すると4時間くらいかかってしまいます。一晩、3対象はむりなので、2対象とすると、天体の導入時間や構図を決める時間を考えても、1時間ちょっとは余裕があるので、鏡筒を外気になじんているか否かの確認がてらこの写真を撮影しました。

553_m35 右下に写っているのがNGC2158です。コンパクトにまとまった散開星団で、この星団を使ってピント合わせに使いました。ピントが外れていると、星が分離しないので、分離するところまで追い込むとこれくらいになります。

ちなみに、TOAは外気温になじむまで2時間くらいはみておかないといけないし、温度変化によるピント位置の変化も大きいです。このM35は車から鏡筒を出してから2時間ちょっとくらいで撮影しているので、後半のコマ少し甘めなピントでした。

TOA130+TOAレデューサー(F6)

QSI583WS

L:10分×4

RGB:各10分×1

少な目なコマ数です。

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2011年2月 6日 (日)

昨夜の美和

551_20110205miwa 土曜日は天気がいまいちだったのですが、だめもとで美和に出かけました。夕方まで上空のうす雲があったのですが、日が沈んだころから、雲がとれてきました。霞がかかったような空でしたが、とりあえず晴れました。

552_20110206miwa 朝まで、こんな感じで、夜の間だけ、何とか晴れでした。

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2011年2月 5日 (土)

New FD 300mm F2.8L

549_fd1 FDレンズから外したフィルターボックス部分です。

550_fd2 フィルターボックスの前面に絞りがあります。この状態で開放のF2.8になるのですが、内径が38.7mmです。先日も書きましたがレンズの最後部の径が約42mmなので、フィルターボックスを外したままでは、開きすぎ?38.7mmでF2.8なら42mmだとF2.6になってしまう。M42を撮影したときは絞り40mm、馬頭のときは38mmに絞ってます。

もう少し絞って36mmにするとF3。これくらいで星像が落ち着けばよいのだけれど、34mmにするとF3.2、32mmではF3.4これくらいまで絞ってしまうと、300mmF4がみえてきてしまい、328のご利益がなくなってしまいます。

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2011年2月 4日 (金)

New FD300mmF2.8Lの調整

548_hh NewFD300mmF2.8L調整中です。

このレンズの一番フィルムよりのレンズの直径は約42mmです。これを40mmに絞りました。

周辺減光は改善でいていますし、星像の若干改善しているようですが、正しく判断するためには、ちゃんガイドしないとダメですが、もう少し絞った方が良さそうです。

QSI583WS

Hα(15nm):2分×16

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2011年2月 2日 (水)

M65,66,NGC3628

547_leotri

しし座の銀河です。

昨日のNGC4631と4656はL画像が15分×10で、今日のは10分×16です。やはりコンポジットの枚数が多い方が滑らかです。撮影対象のM65や66は昨日のNGC4631,4656に比べてかなり明るいので写りやすいので、単純には比較できませんが、後者の方が良さそうです。

TOA130+レデューサー(F6)

QSI583WS

L:10分×16

RGB:各10分×2

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2011年2月 1日 (火)

NGC4631-4656

546_ngc46314656_2 かみのけ座との境界近くのりょうけん座にある銀河です。

TOA130にレデューサーを付けてF6にすると焦点距離が780mm、これ位の焦点距離だと、大き目の銀河や、複数の銀河が同一写野に入るようなところが、ちょうどよいです。

TOA130+レデューサー(F6)

QSI583WS

L:15分×10

RGB:各15分×1

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