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2010年11月

2010年11月28日 (日)

M36,38

508_m3638_2 M36とM38です。ステラナビゲータで星雲の輪郭を表示すると、M38のすぐ南側に大き目の散光星雲の輪郭が表示されます。勾玉星雲だと思って撮影すると構図を間違います。なぜこの淡い星雲の輪郭を表示するに勾玉星雲の方を表示しないのか理解できません。ちなみに、モザイク途中ですが。勾玉星雲とM37まで画角を拡げると結構な枚数を撮影しなければならなくて、まだ未撮影箇所があります。

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2010年11月27日 (土)

M1

507_m1 TOA130にTOA用の35mmフラットナーで撮影しました。このフラットナーの撮影用のカメラアダプタは使用せずに眼視用の2インチスリーブで撮影していますので、フラットナーレンズとCCD面のバックフォーカスは、撮影用の組み合わせと数mm違っていますが、問題は無いようです。

そもそもこのフラットナーはTOA130や150、TSA120、102に対応する汎用的なものなので、比較的ルーズに使えるようです。

鏡筒:TOA130+フラットナー

カメラ:QSI583SW

L:10分×16

R:10分×2

G:10分×1

B:10分×2

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2010年11月26日 (金)

Hαフィルタ

三ツ星さんのところで格安のHαフィルターが出ていたので購入しました。

505_h バンド幅が15nmちょっと広めな感じです。506_

さっそくQSIのフィルターホイールに装着です。厚みが他のLRGBりょり0.5mm薄いのですが、取り付けは問題ありません。この厚さの差でピント位置がどれくらい変わるか、早く試してみたいです。色収差でうまく吸収されればよいのですが、TOAのような収差が完璧なものはピントがずれそうです。ダメであれば、自宅ベランダでのモノクロ撮影専用です。

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2010年11月19日 (金)

衝動買い

最近のコンパクトデジカメはいろいろできておもしろいですね、撮影モードによっては、カメラ側で勝手に複数枚撮影してコンポジットしてしまったりして、一眼でいろいろやって下手な写真になってしまうよりよっぽどきれいな写真が簡単にとれそうです。

504_dscwx5 canonのIXYも考えたのですが、動画の性能の差と、値段の差でこちらにしてしまいました。果たして動画をとる場面はどれくらいあるか疑問。

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2010年11月18日 (木)

IC443

503_ic443 先日の美和で撮影したIC443です。

TOA130+EOS40D

QSIを忘れてしまい、仕方なくEOSでの撮影でした。フラットナーでの撮影なので、焦点距離が980mmです。この日はこれを撮影している途中で曇られてしまい、そのまま朝まで、撮影ができませんでした。

この日は、オートガイド装置をAtik16ICを使ったのですが、ガイドがまったく動いてくれませんでした。Atik16ICはSBIGと互換のガイドポートを装備しているので、ST-V本体と赤道義を結んでいるケーブルをそのままATIK16ICへ繋いで、ATIK16ICとPCの間をUSBで繋げばそのまますぐに使えるかと思ったのですが、だめでした。このSBIG互換というのは、コネクタの形状だけで、ピンアサインは違っているのでしょうか?

結局、ATIK16ICも動かすことできずにST-Vでガイドでした。

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2010年11月15日 (月)

EF50mmF1.8Ⅱレンズテスト

先日の美和で月が沈むまで時間を利用してEF50mmF1.8Ⅱの試写をしてみました。

開放のF1.8

494_ef50mmf18_18 西側に月が出ていたので東から上ってくるすばる~カリフォルニア星雲あたりを撮影しています。開放では周辺減光が目立ちます。

495_ef50mmf18_18_0 中心部分のピクセル等倍です。L41フィルターを付けていますが、色収差が目立ちます。

496_ef50mmf18_18_1 左上です。星が派手に三角になります。

F2.0

497_ef50mmf18_20 月が出ているので、なんとも言えませんが、開放よりは周辺減光が解消されているようです。

498_ef50mmf18_20_0 中心部分です。絞りの枚数が5枚なので、明るい星はきれいな五角形になります。色収差は解消されてきています。星像も締まってきます。

499_ef50mmf18_20_1 左上です。若干良像範囲は広がりますが、周辺は派手に三角です。

F2.5

500_ef50mmf18_25 月の影響もあるし、夜露で微妙に曇り始めてます。因みに、F2.8でも撮影していたのですが、こちらは完全に曇ってしまったので、評価できませんでした。

501_ef50mmf18_25_0 中心部分は絞っていくと、だんだん良くなります。これくらい絞れば、結構シャープになります。

502_ef50mmf18_25_1 周辺はF2.5まで絞っても、まだ、三角ですが、絞るほど、二等辺三角形の頂点の角度が鋭角になっていきます。F2.8では更に鋭角になり、星像は外側に引っ張られた棒状になります。

今回のテストでは、天候の都合で、F2.5までしかデータがとれませんでしたが、ちょっと周辺星像が悪いですね。F2.8で撮影した画像は掲載していませんが、周辺画像の傾向は同じです。F2.8くらいまで絞れば、そこそこいけるかなと思っていましたが、もっと絞らないと周辺はだめですね。

このレンズは軽いので、お散歩に持ち歩くような使い方がよいと思います。星は、F1.4の方がよさそうですね、それにしても、50mmF1.4はモデルチェンジされないのでしょうか?

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2010年11月13日 (土)

花立自然公園

昨夜は花立自然公園に行ってきましたが、月が沈む頃からたんだん雲が出てきて、だめでした。帰りに近くの美和の道の駅でしいたけを買って帰りました。ここのしいたけは菌床でなく原木で、しかも安いのでおすすめです。

493_siitake ところで、観測用に購入した新しいWindows7のPCへの移行がうまく行きません。毎回、WindowsXPの旧PCと2台準備しています。今の問題点は3点。

1)QSIの制御

MaxImDLから制御しているのですが、冷却温度の設定やフィルターホイールの制御は正常におこなわれるのですが、撮像したFITSファイルのダウンロードでエラーが発生してしまいまう。

⇒これについては、自宅に戻って再現させようとしたのですが、問題無く動作した。一緒に赤道義やガイド用のCCDATIK16ICを繋ぐと挙動が変になるのか原因が分からない。

2)ステラーイメージ9から望遠鏡の制御

先週は問題なく制御できていたのだが、望遠鏡からの応答がないといって接続ができなくなってしまった。

3)ATIK16ICによるガイド

MaxImDLからは通常のCCDカメラとして撮像することはできるのだが、ガイドカメラとして使うと、ガイドの修正命令が赤道義へ行っていないようである。ATIK16ICについては、もう少し詳しいマニュアルがあるとうれしいのだが、

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2010年11月10日 (水)

M33

492_m33 TOA130+TOAレデューサ(F6)

QSI583SW

ん~、Greenが出すぎる。

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2010年11月 6日 (土)

EF50mmF1.8Ⅱ

491_ef50mmf18 50mmの単焦点レンズがずっとほしかった。CanonではF1.2LとF1.4とF1.8の3種類、コンパクトマクロも入れると4種類。その他シグマやツアイスまで選択肢を拡げるとマクロを含めて8種類。無難なところで、EF50mmF1.4あたりを考えていたのだけれど、発売されてからずいぶん経過しているし、新型が出れば買おうと決めて、ずっとまっているのですが、なかなか出ませんね。その間、幾度となくシグマを買ってしまおうかと思ったことか。

そんな状況のなか、中古のF1.8を見つけたので、買ってしまいました。新品で買っても1万円程度ですが、これはそれより3~4割安く買えました。一応、天体写真の撮影も考えて、ケンコーL41フィルターを新品で購入しましがこれは、レンズ本体届くくらい高価ですね。

まだ、星は撮っていないのですが、一般の写真はよく撮れます。これは、ピントはレンズが全群が移動するタイプなので、シグマのマクロレンズと同様にレンズの自重でピントが移動してしまうことが考えられますが、レンズ自体大変軽いので、シグマよりは症状は出にくいかもしれません。

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2010年11月 3日 (水)

天の川

490_mw 今更ですが、天ガに掲載された天の川の元画像です。BLOGにアップできるように解像度はおとしてあります。天ガにはA4で送ったので、幅をA4に合わせて上下をトリミングしてあります。A3ならばA3ノビがあるのでもう少し天の川を長くプリントできたのですが、、、

天の川を広い視野で撮影すると、明るい銀河をバックに浮き上がってくる暗黒星雲が面白いです。おおかみ座やへびつかい座はもう少し高銀緯まで撮影範囲を拡げたいところです。

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2010年11月 2日 (火)

TOAフラットナー

昨日に引き続き、

QSIをTOA130+TOAフラットナーで使う場合です。

 489_toaflattoner TOAフラットナーの場合のEOS用カメラマウントは眼視用2インチ延長筒と同じ光路長です。一方、QSI583SWは2インチスリーブが付いているので、眼視用延長筒で接続することができますが、EOSとフランジバックとの差+フィルターの光路長補正分

9.77mm

短くなりますので、これだけ延長する方法を考えます。

ちょっと手持ちのリングで見繕うのは難しそうです。

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