QSI取り付け
QSIをBORGに取り付けるために自宅にあるリングをいろいろと組み合わせています。
CCD面までの長さは、
EOSの場合、
EOSのフランジバック長 44mm
BORGのEOS用カメラマウントの光路長 10.8mm
レデューサのリアスペーサ77EDⅡ用 4mm
合計 58.8mm
この長さに合わせるのですが、QSIはカラー合成するためのLRGBフィルターがあります。このフィルターによる光路長補正量をΔとすると、Δはフィルターの屈折率(η)、フィルターの厚さ(d)から以下のように計算できます。
Δ=(1-1/η)×d
私の使ってフィルターの厚さはd=4mm
フィルターの素材は不明ですが、例えばBK-7とかの光学ガラスは1.5くらいなのでη=1.5で計算してみると、
△=(1-1/1.5)×4=1.33
これを加えると
60.13mm
になります。
QSIのM42ネジのプレートが付いた状態でのバックフォーカスは
35.56mm
なので、24.57mmくらいの接続リングがあればOKです。
M42→M57のテーパ、BROG(7920)、57mmの7mm延長筒の組み合わせで
23.7mm
これにBORGのF4レデューサのリアスペーサ1mm厚を組み合わせると、0.13mm程度オーバしてしまいますが、いろいろと近似したり、計測もノギスなので、0.05mm以下の誤差もあるし、とりあえずこの辺で実験してみます。くみ上げると以下のようになります。
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