EP-EX15
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最近はめっきり寒くなり、250RCのような暗い光学系でなんとか、撮影できる季節となってきました。そんな折、250RCにPENTAXのRC0.77を取り付ける質問があったので、紹介します。
先ず、250RCとPENTAXのRC0.77の組み合わせですが、このレンズの取り付け位置は、比較的ルーズで、入れた場所によりそれなりの効果が見込めます。合成焦点距離は、RC0.77と焦点面の間隔により変化し、この間隔を長くすればするほ短くなり、焦点面も内側に入っていきます。
通常、EOSで撮影する場合、三ツ星さんオフアキシステムを使っているので、次のような組み合わせとなります。
1.鏡筒
2.鏡筒、オフアキ接続アダプタ
3.オフアキ
4.カメラマウント
5.EOSボディー
RC0.77は2の接続アダプタの内側に取り付けますが、先に説明したように、焦点面が内側に入ってしまいピントが出なくなります。それで、このアダプタの光路長を短いものに変更しています。
左側が三ツ星さんで作っていただいたアダプタで光路長は26mmあります。右側が変更したもので、光路長は7mmです。内側にはBORGのマルチフラットナーが取り付けられるように85mmP0.75のねじが切ってあるテーパーオスのリングです。
RC0.77は77mmのフィルターネジで取り付けなので、BORGのフィルタ取り付けリングで85mmから82mmに落としてさらに82mmから77mmステップダウンリングを取り付けています。セロハンテープでを貼って置かないとアダプタリングの中に取り残されて取れなくなってしまうので、要注意です。
これをアダプタに取り付けます。RC0.77がテーパー面からチョットはみ出します。オフアキのプリズムに干渉しない位置までできるだけカメラよりになるようにします。本当はRC0.77を主鏡側に10mmくらい押し込んだところに取り付けられれば、合成焦点距離が0.77倍されそうですが、ピントが出なくなります。
オフアキ以降カメラまでの距離が三ツ星さんのもので構成されていれば、合成焦点距離が1600mm程度になります。これで、ピントはぎりぎりアウトでした。1mmもないくらいピント位置が内側でした。そこで、光軸調整の際、主鏡を前に出し気味にしています。
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先日、ヨドバシカメラの+5%の初売りセールで購入しました。
黒点問題がありましたが、本日、Canonより新しいファームウエアがHPから公開されました。早速、ファームアップをしてみました。
これは、ファームアップ前の1.0.6で撮影したものです。ピクセル等倍で現象が分かる箇所を切り出しています。何点かの航空障害灯の右側に黒点が確認できます。
ファームウェアを1.0.7へアップしてから撮影したものです。1.0.6でみられたような黒点はでていません。無事、修正されたようで、一安心です。
ちょっと気になる点、上記の2枚の写真は、両方ともISO400で撮影しています。なので、ノイズのレベルは同じになるはずですが、1.0.7の方が滑らかに見えます。
天体写真を撮ったときどうなるかが楽しみです。
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